ノムさんのつぶやき-3

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がんという生命体の本質が、進化という壮大な可能性の仕組みの中に不可避的に内包された矛盾であるということを理解するには、進化学と幹細胞生物学の知識が不可欠ではないかと思い、今年に入ってEvolution Essentials of Stem Cell Biologyという大冊の教科書2冊を読み始め学び直していますが、その中に科学と宗教に関して自分の思うところと一致するものがありました。 西欧やアラブでは、万物の創造主である神が唯一絶対の存在であるのに対し、我が国では固有の八百万の神を頂く神道と、外伝の仏教を見事に習合させて独自の宗教分化が作られてきました。前者においては、生物学の根幹をなす進化論さえ否定されることがあるのに対し、日本の宗教は、神道における万物に神が宿るというアニミズム的な考えや、仏教における事物は常に変化するものであるという考えによっており、これらは先の宗教観に比べて、より生命科学の本質にたったものなのではないかと感じます。聖地・熊野を背後に抱き、神々と御仏の共存する私たちの棲む地域は、命というもの、私たちははどこから来て、どこに向かうのかということを学ぶにとても適した土地であるように思えるのです。 ノムさん

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