2010年6月アーカイブ

Singapore雑感-2。パキスタンからのDr.Umerのpresentationは、amputation vs. limb salvageというテーマでかの国の実情を交え、苦悶する医師の姿が目に浮かぶような発表でした。恵まれた環境に生きる私たちに彼らを批判する理由はありません。それどころか、改めて患者を真摯に思う医師の心には国境は無いということを彼は教えてくれました。ともすれば西欧の先進医療ばかりに目を向けがちになりますが、彼らのようなアジアの友をもっと大切することも忘れてはならないように感じます。 ノムさん

新加坡(シンガポール)雑感。台頭するアジアを実感するべく中国主催の学会に招かれるままに参加してきました。学会の運営などはまだまだかもしれませんが、good attemptといってよいように思われました。インドなどでは、私たちが見向きもしないherbal medicineを終末期医療に生かそうとしたり、medical tourismにも真剣に取り組むなど医療産業を成長分野と積極的にとらえようとしています。基礎医学のみならず臨床医療にも大きなglobal化の波が押し寄せていることをひしひしと感じました。さて、シンガポールは訪れた方も多いかと思いますが、異なる言葉(公用語はマレ-語・中国語・英語・タミ-ル語)、異なる宗教(仏教(42.5%) イスラム教(14.9%) キリスト教(14.6%) 道教(8.5%) ヒンズ-教(4%) その他(0.6%) 無宗教(14.8%))を持つ雑多な民族があれほどpeacefulに生きている姿は世界の一つの模範となるようにも感じました。米仏なども同様に多民族社会ですが、いささか趣を異にしており、シンガポールはやはり国というより街という方がぴったりします。今回どうしても訪れたかったNUS(National University of Singapore)にも地下鉄、バスを乗り継ぎ行ってきました。今やアジアを代表する知の集積地となりつつあるこの大学の広大なcampusの中をさまざまな言葉の飛び交う学生や職員を乗せたshuttle busが行き来するのを前にして、我が国はこの台頭するアジアの21世紀の中で取り残されつつある飛び地(地理的にはアジアに属するのに)になってしまうのではと少し不安を感じた5日間でした。ノムさん

学会とは社交の場か、純粋な学びの場か?我が国の学会だけが、フォーマルなウェアをほとんど皆が着用することからその疑問は始まりました。欧米の多くの国の学会は純粋な学びの場として、ドレスコードには無頓着です。ジーパン姿の聴衆も熱心にメモを取っているのをよく目にします。翻って、我が国の学会はどうでしょう?相も変わらずカラスのような衣装に身をくるみお辞儀するばかり・・・。これでは、台頭する中国やインド、シンガポールの後塵を拝するのは当たり前のように思えます。学会が大学の講義の延長線上にある各国とそうでない我が国の差を埋めることが、この国の高等教育の大事な使命であるように感じます。

チーム医療という言葉のあやとその盲点について。このところ医療のさまざまな分野でチーム医療という言葉がもてはやされていますが、最近そこには大きな落とし穴が待っていることを感じます。さまざまな職種のプロフェッショナルがそれぞれの専門性を生かして患者の治療にあたる。まったくもって素晴らしいように聞こえますが、チームにもっとも不可欠なものは何か?他でもないマネジャーです。マネジャー、要するに野球で言うと監督、オーケストラで言うと指揮者、マエストロです。その患者と最も密接に関係し、どの方向へその患者を導くのか、それは主治医以外にはありえないわけです。その根本的なところを押さえておかない限りチーム医療など成り立たないわけです。それがないチームは責任転嫁、それどこから責任放棄になりかねない、チーム医療という言葉の氾濫に危機感を抱くこのごろです。

こんにちは、ロビンです。

皆さんを代表して優勝旗を預かってまいりました。

今回は、運良く4回勝利し、無事に優勝することが出来ました。

これも、10年間サポートし続けていただいた同門会、チーム関係者の方々のお陰です...。

本当に、本当に心から感謝申し上げます。

これからも、『文武両道』 あらゆる分野で、我が奈良県立医科大学整形外科が活躍できるよう精進してまいりたいと思います。

これからも、宜しくお願い致します。 優勝旗1.jpg