ノムさんのつぶやき-18

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昨日、家族の意思のみによる脳死判定・臓器移植が3例目になりました。1例目は口頭で本人の意思表示がなされていたとのことですが、続く2例に関してはまったく本人の意思表示はなく家族の意向だけで決められたものです。ここで気になったのは、どちらの家族とも「人の役に立って、体の一部でもどこかで生き続けてくれればうれしい」とコメントされていたことです。改正臓器移植法をつぶさに読み込んだわけではなく、このことに批判するほどの知識もないのですが、いささか違和感を覚えます。自分も含めほとんどの人はわが身が脳死になるなどとは想定しておらず、したがって臓器提供の意思表示など夢にも思っていないのが現実かと思います。よって、今後ますますこの過程を経ての臓器移植が増えるものと思われます。臓器移植に関しては、かの米国でもミッキー・マントルやスティーブ・ジョブズに対して著名人であるがゆえにレシピエント選定に際して優遇措置が施されたのではと嫌疑がかけられたり難しい側面がまだまだあるように感じます。その点、iPS細胞など自分の細胞を用いた再生医療にはそのような問題はないゆえ、さまざまな臓器の再生が一刻も早くなされてほしいと感じます。ただ、どちらにしてもこのような先進医療の恩恵に浴することのできる人はこの地球に生きる人々の中の一握りに過ぎないということを思うと、医療の進歩は人類全体にとって何をもたらしたのだろうかという疑問も生まれます。 ノムさん

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