ノムさん逍遥-42

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昨日の京都大学・山中教授のウルフ賞受賞に続いて、今日は東北大学・出澤教授のMuse(ミューズ)細胞の新たな知見の論文のニュースが世界を駆け巡りました。iPS細胞とMuse細胞の発見は、いろいろな見解もあるでしょうが、この分野で我が国が依然として世界を牽引する底力を秘めていることを示してくれました。

しかも、東北大学と云えば被災地の中心に位置する大学です。スポーツ選手や音楽家が「少しでも被災地の方に勇気を与えることができれば」という言葉は、それはそれで素晴らしいのですが、はっきり言っていささか食傷気味です。今回、科学者は無言のまま論文によってそうすることができるということを示したように思います。いや、被災地からの研究成果ですから、それ以上の力があるように感じます。

何よりもMuse(ミューズ、詩神)という名前がいいです。この細胞は、すでに昨年発見されていたものですが、言霊の国の科学が生んだという感じがして素敵です。Oppenheimer's deadly toy(原爆・水爆)も原発も、科学の進歩が生み出したものですが、今は罪悪感でいっぱいになっています。本当は、科学は夢であふれたものであるべきなのに・・。

日本発の二つの細胞が、たくさんの患者さんを助けることのできる再生医療につながってほしいと心から思います。 ノムさん

 

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