2011年9月アーカイブ

この週末は、科学、政治、経済いずれも大きなニュースが続きました。科学では言うまでもなく、質量を有するニュートリノが、光より高速に移動するというもので、事実であればタイムマシンを現実のものとするような世界を揺るがす発見ということですが、問題がなんだか大きすぎて実感として体現できにくいので今後の検証を待つしかないようです。経済ではユーロの問題です。近い将来にこの通貨がなおこの世に存在するか否かというような問題に発展しかねない危機的な状況ですが、そもそも発想自体に問題があったもの故、遅かれ早かれという気もします。政治に関しては、パレスチナの国連加盟の問題です。それを支援するロシア、中国と反対するイスラエルと米国は、今や昇竜をなんとか抑え込もうする老虎のような図式になっていますが、支援する国が大勢を占める国連の現状は一つの国の衰退をはっきりと体現しているように思われます。それにしても、いつもながら経済でも政治でもその立ち位置が全くはっきりしないのが我が国です。

折しも911の10th Annivarsary式典でPaul Simonが、'Sound of Silence'をデビューした時と同じようにギター一本で歌いました(http://video.foxnews.com/v/1153491335001/video-paul-simon-performs-sound-of-silence-at-ground-zero-during-911-10th-anniversary-ceremony)。政治的な発言は、全くと言っていいほどしない人ですが、ユダヤ系米国人である彼が、何かを想い、事前に予定されていた'明日に架ける橋'ではなく、'話すことなくしゃべり、耳を傾けることなく聞き・・・'と歌うことにしたのは、1960年代当時に言われたそのままにアメリカの良心を体現しているようで感動的でした。歌の持つ力が直接世界を動かすことはないかもしれませんが・・、 南無さん。呑むさん

DSC01638.JPG DSC01789.JPG2011.9.19-20に第25回日本靴医学会学術集会が開催されました。

今年は晴天の中開催することができ、祝日もかさなり、過去最高の300人を超える方々が参加してくださり、大盛況でした。

田中会長、谷口事務局長をはじめ医局の先生の皆様方、足グループの先生がたお疲れ様でした。 DSC01864.JPG

 

民主党が政権をとって以来、Pinnacleに始まって原発にいたるまで、この国は呪われたかのようなニュースばかりが続いていますが、Cortex勝利の嬉しいニュースに続いて、今日も久しぶりに胸のすくようなニュースに接しました。あの絶滅危惧種であるタガメがマムシを喰らうの図です。何となく絶滅してたまるものかという気概が感じられる光景でした。何となく縮みゆくこの国と国民を体現しているように感じてしまいました。我々は、小さなタガメのように大きな・・・・に立ち向かわなくちゃと思います。

医学の世界だけにとどまりませんが、立ち遅れた大学院制度とその修了者受け入れを半ば拒んでいる企業の姿勢が、現在の高等教育の限界のように感じます。近年では、高等教育が進んでいるとされた米国でも大学院修了者の受け入れに限界が出始めているようですが、我が国はそれ以前の問題です。それなりの待遇が用意されてしかるべきと思いますが、企業には使いやすい白紙の人を好む気質がしみついているようです。少し前に推し進められた大学院推進政策が多くの非正規雇用博士を生み出してしまいました。本来、大学院修了者は、後進の指導に当たる指導者として、研究費を獲得し、自分の研究室を運営していかねばならない立場ですが、そうはなっていない現状の改善の余地が見いだせるのかはなはだ疑問です。corresponding authorとは、その論文のネタになったideaでその研究を行うための研究費を獲得したauthorということが本来の意味ですが、このままでは、それさえも分からない研究者ばかりになりそうです。基礎医学の分野でのMDの減少は看過できないように思われますが、その待遇の改善にも今や誰も見向きもしないようです。

それにしても、そば焼酎の白ワイン割がこんなにうまいとは・・。 ぜひお試しあれ。呑む」さん

IMG_0383.JPG全国のCortexファンの皆様こんばんは。毎度おなじみ、野球の時だけUpするJJです。

本日、来年2012の日整会親善野球大会近畿予選が、聖地の近くの薬業鳴尾浜グラウンドで、いつもの様に、残暑厳しい中行われました。

本日の結果は、第1試合はH医大相手に5-2であぶなげなく勝利、続く決勝ではK大に6-2でこれまた快勝し、来年の本戦への出場権を獲得いたしました。

来年5月京都で本戦が行われる際は、また関連各位にご迷惑をおかけすることにもなりますが、よろしくお願いもうしあげます。

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一昨日から東京Jazzが開催されています。今年で10周年、内外の著名なミュージシャンが出演する日本最大のJazz Festivalです。今日は、朝の11:00から昨日までのハイライトと今日のパフォーマンスのライブ中継を12時間連続でNHK-FMが放送しています。今日は、それにかこつけて朝から世界陸上のマラソンをみたあと、10月の学会のスライド原稿を作りながらずっとラジオをつけっぱなしにしていました。20世紀芸術の生んだ最大の産物であるJazzも前世紀末からどういった道を歩むべきか、大衆迎合か自己満足かで揺れ動いているようにも思える昨今ですが、多様な情報社会においては、それは芸術に限ったことではないと思われます。医学の世界でも同じことのように思われます。

Jazzは、アメリカに移り住んだ(強制的に?)黒人たちが生んだ地上でもっとも美しい音芸術ですが、世界陸上を見ていると、そのトップ・パフォーマーのほとんどが黒人であるのには驚かされます。確かに走ることは、お金をかけることなくこの地上のどこでもできることですが、それにしてもです。フランスのルメートルが、100m10秒を切った最初の白人であることも今回はじめて知りました。日本記録が確か伊東選手の10秒00でしたから、白人はすでに9秒台の選手が何人もいるものと思っていました。今日のマラソンも、アフリカ勢の独壇場でした。そんな中、粘り強く健気に頑張る日本人選手には、本当に頭が下がりました。団体の銀メダルは、誇りにしていいと思います。陸上競技においてもっとも大切なのは克己心で、マラソンはその最たるものです。皆さん、本当にお疲れ様でした。 

ところで、Jazzはやっぱりコンサート形式ではなく(Big Bandは別かもしれませんが)、奏者の息遣い、お互いのeye contactが感じ取れるライブ・ハウスで聴くのが一番ですね。 ノムさん