2012年1月アーカイブ

和歌山_3

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2012Jan_2_岩崎先生1.jpg和歌山研修5週目に突入。もうすぐ2月であせります。写真は手前の術者が岩﨑博先生。そう、わが教室ではみなさんご存じ、脊椎班の師匠、岩﨑先生のご子息です。オペはスムーズではやいのですが、電気生理でも先端を走っておられます。

PS:呑むさんに賛成。店の二階からみわたしても、車を運転していても、電線の多さと乱雑さにあきれます。これでは国道から飛行機で飛び立とうという発想もでてきません。スケッチもしにくいし。

 

ハワイイ雑感その2.その土地の景観を形作るものは様々で、それを考えると面白い。ハワイイ諸島は、西から順に誕生したので、現在訪れることができるもっとも古い島はニイハウ島になるが、これはロビンソン一家という個人所有でかなり訪問制限があり、一般的にはカウアイ島になる。そのカウアイ島を象徴するのが、赤土と世界一とも言われる雨量によるrain forestで、これが自分にとってのハワイイの景観の原型となっている。翻って、奈良を見ると、かの入江泰吉氏は、奈良の景観を撮影するに際して、電柱をいかに構図から除外するかということに気を使ったと述べておられる。ところが、アメリカの原野では、まっすぐに延びるold highwayの横に電線をいくらかたるませながら規則正しくならぶ電柱が絵になるから不思議なものだ。現在、奈良の地でもっとも景観を破壊しているものはと問われると、ゴルフ好きの方には申し訳ないが、自分はあの高くそびえる緑のネットを挙げる。病院の少し高い階に上り、奈良盆地を見渡すと、そこかしこにあの緑のネットが聳え立っている。高さ制限のある建築基準を持つ奈良では、あれがひと際目立つ。外国の方にとっても非常に奇異な構造物で、あれは何だ?と問われることも多い。

さて、先般科学と政治の軋轢が、これほど顕著になった例をあまり知らない。Nature誌などに投稿された日本人科学者の研究を含む新型インフルエンザの哺乳類間での感染形態に関する論文が、テロに利用される恐れがあるとしてアメリカ政府により出版を差し止められたとのこと。科学者はその良心にのっとり、出版するメリットがデメリットを上回ると抗議している。このような大きな問題にかかわる研究には縁がなかったが、科学者の端くれとしては、政治に屈することがないようにと祈らざるを得ない。愚呑坊

和歌山_2

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日曜は和歌山でcadaver seminarに参加しました。大学の系統解剖実習室でご遺体とMED一式をそろえて内視鏡のトレーニングです(それに先だって金曜に技術講習会あり)。脊椎志望だけでなく、5年目くらいまでの整形ドクターを集めて行われます。もちろん企業側の協賛というかPRもかねてですが、毎年準備など大変だと思います。さすが層の厚さを感じるというか、それをさらに維持発展させるべくというか、頭の下がる思いです。ちゃっかり飛び入り参加で練習をさせてもらいました。朝から夕方まで、前日の酒の影響もあって、ホルマリン臭が最初かなりききました。その後は懇親会。だいぶ盛り上がってしまいました。

Spine Mu.

ハワイイ雑感。最近では、さして感慨もわかなくなってきたが、飛行機を降りたって、さてアメリカにやってきたなと感じる瞬間は、入国した飛行場のトイレで用を足した際、その便器に'American Standard'の文字を見つけた時、そしてそのあと、あのわら半紙ともなんともつかぬ独特のにおいを持ったペーパータオルで洗った手を拭いた時であろうかと思う。'American Standard'の便器は、何となく'Toto'の便器より武骨で、陶器そのものが分厚い感じがして、アメリカに来たなあと実感するのである。そういえば、かの国の食器も、やはり武骨で分厚く、食卓に置く瞬間のあのゴンという感じの音もアメリカを実感させるように感じる。話は戻って、そうして犬さながらに降り立った飛行場のトイレに自分のしるしをつけて回るのが昨今の習わしとなってきている。

それにしても、かの国の品々は、何故あのように無駄にでかいのか?もはやそのような時代でもあるまいに、その無駄さ加減がばかばかしいが、だけれども、どこぞの国とは異なり、お高く留まることも、飾り立てこともないぶっきらぼうな国のありようが愛おしくも感じられる。武骨で頑強なようで、実は矛盾だらけで、fragile、そしてお人好し、それも魅力の一つであると言えなくもない。愚呑坊

和歌山_1

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Happy New Year!

1月から和歌山です。和歌山県立医科大学で3月いっぱいまで内視鏡の勉強をします。医局の先生方や病院にはご迷惑をおかけします。こんなロートルが、とやや気が引けるのですが、なんとか技術を取り込むように頑張ろうと決意も新たにマンスリーマンションに引っ越しました。奈良の研究室のデスクがなくならな いように(?)たまに帰りますのでその節はよろしく。

Spine Mu.