呑むさん酩酊-56

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ハワイイ雑感。最近では、さして感慨もわかなくなってきたが、飛行機を降りたって、さてアメリカにやってきたなと感じる瞬間は、入国した飛行場のトイレで用を足した際、その便器に'American Standard'の文字を見つけた時、そしてそのあと、あのわら半紙ともなんともつかぬ独特のにおいを持ったペーパータオルで洗った手を拭いた時であろうかと思う。'American Standard'の便器は、何となく'Toto'の便器より武骨で、陶器そのものが分厚い感じがして、アメリカに来たなあと実感するのである。そういえば、かの国の食器も、やはり武骨で分厚く、食卓に置く瞬間のあのゴンという感じの音もアメリカを実感させるように感じる。話は戻って、そうして犬さながらに降り立った飛行場のトイレに自分のしるしをつけて回るのが昨今の習わしとなってきている。

それにしても、かの国の品々は、何故あのように無駄にでかいのか?もはやそのような時代でもあるまいに、その無駄さ加減がばかばかしいが、だけれども、どこぞの国とは異なり、お高く留まることも、飾り立てこともないぶっきらぼうな国のありようが愛おしくも感じられる。武骨で頑強なようで、実は矛盾だらけで、fragile、そしてお人好し、それも魅力の一つであると言えなくもない。愚呑坊

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