医療事故の原因と対策:目に見えるものと見えないもの

| コメント(0) | トラックバック(0)

117日に奈良ホテルで同門会総会が行われました。

 

大阪大学整形外科学教室教授の 吉川 秀樹 先生に、「医療事故の原因と対策:目に見えるものと見えないもの」についてご講演頂きました。

日常診療で起きがちな医療過誤は、最初は本当に些細な事から始まることや、レントゲン画像は、中心ではなく周りから見ることが見逃しを防ぐために大事であることなど、非常にためになった講演でした。


話は変わりますが、とある後輩の散髪の頻度は、3か月に一回程度。

多忙のために頻回に散髪に行く習慣もないので、ちょっと短めにしては、ちょっと長めになるまでそのままにしておく。だから散髪した時には、毎回「あら、髪切ったの?」と思わず声をかけずにはいられないほどの、いつもとは違う空気を生み出しますし、彼自身も、散髪した時は、「散髪したの?」と声をかけられるのをちょっと期待してしまうような、ふわふわした感じが生まれます。

この、「散髪したの?」と声をかけてもらうことで、自分の変化に気づいてくれる、自分を気にかけてくれる人をサーチするシステムを、彼は採用しています。

僕たちは、彼の採用しているシステムを知っていますから、散髪をする度に、「お、散髪したの?」と声をかけるシステムを導入し、彼に満足してもらっています。

彼は今回も、数か月髪を切りに行けずにいましたが、専門医試験も控えているため、やっと散髪に行くことができました。同門会総会で、さっぱりした髪型の彼を見て、お決まりの「お、髪切ったんや。」のからみ。

通常ならこれで満足してもらえるはずでしたが、実は今回は、試験も控えていたため、髪だけではなく、髭も剃っていたとのこと。もともと髭が濃いいイメージではなかったので、いつもの『髪の変化』に気をとられて、『髭の変化』に僕たちは気づくことができませんでした。。。

見落とし。。。油断していました。。。すいません。


『レントゲン画像は中心ではなく周りから。』

些細な変化を見落とさない様に、油断せず日常診療に励みたいと思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.naraseikei.com/mt/mt-tb.cgi/133

コメントする