2016年2月アーカイブ

百(100)という数字は、単に100を意味する以外に、非常に多いことも表すとされています。百人力、百花繚乱、百発百中、百獣の王、百科事典、百聞は一見にしかず、百年の恋も一時に冷めるなどなど。。。。

 

『多い』『凄い』の様な意味を込めたい時に、普段使います。

 

22日に中村先生の講義を受けさせてもらった後、ある学生の女の子は、非常に賢くて、とても学生とは思えないようなレベルの高い質問を、中村先生にしていました。

 

素晴らしい講義に、学生の素晴らしい質問。

 

研究室に戻ってからも、緊急手術で参加できなかった先生達を交えて、その時の話でもちきりでした。

『凄い講義やったなー。』

『にしても、あの子賢かったなー』

『何かやってたんですかね。』

『今の奈良医大の学生ってすごい賢い子いるんですね。』

『びっくりする質問するなー。』

『そんな賢い子いたんですねー。へー。行きたかったですわ。』

『めちゃくちゃ凄かったよ。俺感動したもん。』

『凄かったですよね。』


 

中村先生のとても熱い講義を聴いた直後で、その時の興奮を伝えたい一心から、ひとりの後輩が放ったひとこと。



あの子絶対IQ100ありますわ!


 

『それ普通やん。』

 

『頭いい=IQ高い』、高い→多い→100、からの『頭がいい=IQ100』といったところでしょうか。百(100)という数字もいろんな使い方あるなと、興奮した気持ちを落ち着かせて、静かに帰宅しました。

22日に大学で、慶応義塾大学整形外科教授の中村雅也先生に、『脊髄再生の未来 ―臨床応用に向けて―』という演題で、1時間の講演していただきました。

 

中村先生が学生時代にスキーへ行った際、一緒に行った後輩が脊損になってしまったこと、若いラグビー部の学生が脊損になってしまったこと、それらがモチベーションとなって現在の脊損に対する治療を行っていると、脊損治療にかけるとても熱い想いをお話頂きました。

 

神経幹細胞の作製や、iPS細胞を使うに至った経緯、良質なiPS細胞の選別、臨床応用における自家移植の課題、他家移植の展望と可能性など。。。臨床応用へ向けた脊損治療に対するこれまでの実験の推移は、中村先生の医者人生そのものを語られているようで、中村先生の熱い想いが、聴衆全員に伝わって、みんなが中村先生の話に聞き入ってしまう素晴らしい講演でした。

 

研究室に帰ってからも、感動的な映画を見た後の様に、熱さ冷め切らない気持ちそのままに、『とてもよかったんですよ』と、その講演の内容を、緊急手術で参加できなかった先生たちに語ってしまう、印象深い一日でした。

 

本当にありがとうございました。